エンジンが分解できたようです。
とても小振りなクランクシャフトとカムシャフトです。
飛行機のエンジンなども手掛けていた人たちですから
軽量コンパクトなエンジンに仕上がるのは必然だったのだと思われます。
昨晩S2K向けのエンジン1台を再生中のS氏より
スバルエンジンに関するE-MAILがありました。
https://www.saclam.com/todays/vw/2024/03/50.html
昨日、U~ 社長が、EA71エンジンをOHしていると仰られていましたが、 FJ1600に使用されていた物は、以下の理由でクランクシャフトに要注意です。 1.元々使用回転の想定が6000rpm程度であるところ、7000rpm超えを常用 2.ビッグボア(Φ92 )故に往復運動部が重い 3.にもかかわらず、クランクシャフト支持が3ベアリング → 強度低い 当時のチューナーの中には、OH毎に磁気探にてクラックチェックをマストとしているところも有りました。 FJ1600レース終焉間際には、良品の枯渇も問題となっておりました。 以上、お節介ながら・・・。
屋外に放置された車体から外したエンジンです。
インマニから雨水が侵入していますが
修正再使用可能な範囲です。
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ヘッド面が段差加工されていました。
おそらく、ヘッド面削量をルールーで規定されていて、
圧縮比をさらに上げたかったチューナーさんが考えたルールの裏をかく手法と思います。
部品配置を確認するための仮組立を進めるAさん。
赤丸の部分がビーム延長加工を施したところ。
https://www.saclam.com/todays/porsche/2024/06/photos-3.html
https://www.saclam.com/todays/porsche/