S660 SPEC.3の最近の記事

S660 SPEC.3 #2



在庫情報を更新しました。
https://www.saclam.com/todays/zaiko/

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与太話BLOGはこちらです。
https://www.saclam.com/todays/vw/
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30歳の時に以前勤めていた会社に入社して以来、様々な仕事を担当してきました。

( 書き出すと長くなりますから・・・止めときます!)

その中でも排気管の開発作業に関しては、途切れ途切れではありますが、40年ほど関って来ました。


40年もその業務を続けておりますと、私の様な者でも

階段を上るように・・一歩一歩・・技能や技術が上昇いたします。

(たまに踏み外して怪我をしたりも致します。)




しかしですね・・・40年もこの仕事を続けているのに

・・・・・・

排気管開発のセオリーを記した・・サウンドチューニング虎の巻は

未だ仕上がっておりません。


(ガソリンエンジンが終焉を迎えると言われている昨今においてもまだ道半場なのです。)




こちらも日々進歩していますが・・・車自体も日々進歩してゆくわけでして

3歩進めたと思った時には・・・ターゲットはさらに先に行っているのです。



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近年、難しい機種を数機種と・・・真剣に手合わせしてきましたので

何段かの階段を昇ることができました。



そしてその切欠となったのが以下の作業です。



2020年の春から始めて同年の11月までかかってしまった

ROVER MINI向けの排気管開発作業下

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2020/11/rover-mini-16.html
(加速騒音規制以前の車ですため・・・ある意味簡単な作業筈でしたが・・・予想外に苦戦しました。)

PB112580mnhjuyt (1).jpg

あれや・これやと・・リメイク&テストを重ねた結果

力のない小排気量車向けの・・・排気管をチューニングする場合には

自分の想定した鳴き周波数域よりも

低めの周波数帯に設定すべき事と、排気管各部の周波数を緻密に同調させる事

が必須であると学びました。

(何故かは・・・自力で・・考えてください♪)


その後

このセオリーを活用し

開発したのが LA400K COPEN 向けのサイレンサーキットでありまして

・・・・・・

軽規格の3気筒TURBOなのに・・自分の想像以上に見事に鳴いてくれまして

先代の4気筒TURBO L880K を完全に凌駕してしまったの!

(4気筒が3気筒に負けちゃダメですから・・・L880K用のサイレンサーも作り直す事になったのです。)
 

la400k_copen_l.gif


同時期には、FK8 と GR-YARIS 様の排気管も開発しておりまして

物理的な音響構造はそれぞれ大きく異なってはいましたが

そでぞれに・・それまでよりちょい低めの回転域に・・排気管各部の周波数を・・合わせるという

調整作業を行って・・・音響仕様が完成したのです。

(2機種とも・・広めの領域で・・・良く鳴いてくれます♪)


その後

デイトナさんより拝借し開発作業を進めているRZ34向けサイレンサーとほぼ同時期に

心残りだったS660向け排気管の再テストを開始したのです。

( 体が動くうちに、心残りだった仕事をやり直しておこうと・・・思ったの。)


DSC_1676rtyyi (4).JPG

DSC_1676rtyyi (1).JPG

リメイク&テストを始めて2ヵ月ほどになりますが

目指していたサウンド・ゾーンに入り始めておりますので

そろそろ認定テストを・・・・受験してみようと思います。



S660 SPEC.3 #1 はこちらです。
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2023/02/s660-s3.html


ちなみに SPEC.1/2 が全くダメかと言いますとそんな事はなく

気温が15℃近辺で

6000rpm~7000rpmでアクセル開度を選べば

300hz鳴きが入りますし

低~中回転域における・・・一発一発の歯切れ良さは・・・新型に勝ります。



そんな訳ですから・・・SPEC.1/2を所有されている方は

あえて・・・新型となるSPEC.3に・・・買い替える必要はないと思います。





































2015年11月、軽い気持ちで受けてしまった S660用排気管 のワンオフ作業でしたが、

2015.11.09
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2015/11/a-a-a-a-50.html
DSC_1729.jpg簡単に完成するほど3気筒ミッドシップTURBO車のサウンドチューニングは

甘くなかったのです・・・。



上手く行かなくって

・・・

正解が見つからなくって

・・・

あ~でもない・・こ~でもないと

新手の手法や音響構造を・・・作っては壊しの繰り返し

無駄に試作テストを繰り返しながらも

正解は見つからず、

2016.06.19
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2016/06/s660.html
DSC_2760.jpg

時間と、労力と、材料を・・・・ずいぶんと無駄使いしてしまった・・のです!

2017.02.05
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2017/02/post-1963.html
DSC_6951.jpg
こんな事を一年半も続ところで・・・自身の開発能力に限界を感じ
(おそらくこの時点で・さらに一年続行していても・進歩できなかったと思います。)


その当時試作テストした中からベストだった仕様を商品としてまとめました。


そして

お客様には

「いつものSACLAMサウンドでは・・・ありませんよ。」



情けない言い訳しつつ


17年9月に商品として発売を開始した訳なのです。

皆さん・・・ごめんなさい!

2017.09.27 2017.09.08
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2017/09/saclam-9.html
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2017/09/s660-3.html




それから6年

S660以上の・・難敵たちを・・相手にしてきまして

(FK8,GR-YARIS,ROVER-MINI,LA400K)


そこで発見した法則や 編出したテスト手法等 を駆使すれば


そう・・・今なら!・・・S660も・・・攻略できる!

確信するに至りました。



そして

今後も販売し続けるのなら・・・より良い物を提供すべき。

と思い

再度S660用の排気管つくりにチャレンジしようと決めたのであります。











早速テスト車両を再入手すべく

インターネット上に掲示されている中古車を探し回り

写真判断のみで九州のホンダデーラーに有ったグレーの6MT車を購入。


DSC_1676rtyyi (1).JPG



しかし

テストを始める前に

リフトアップし床下回りを目視点検をしたところ

未だ若い年式なのにもかかわらず・・・・薄っすら錆の乗り始めた部分などが目に付き

(なんでだろ~~~?)

気になってしょうがなく

・・・

何時もの様に床下とホイルハウス内の清掃と防錆作業スタート♪

( 床下の汚い車は・・・大嫌いです。)

DSC_0691fff (1).JPG

何なんでしょうね・・・??

まだ数年しか経っていないのに・・・錆が浮き始めてますし・・・、

DSC_0691fff (3).JPG

きっちりと防錆処理されたかつてのホンダ車(S2000やCRX他)に比べますと

塗装も防錆も・・・・手抜き・・・・良くないのです・・・!

( S660オーナーさんは・・床下やサイドシルの防錆処理しといた方が良いですよ。)

DSC_0691fff (2).JPG

いろんなところにダストポケットが有って・・・水分を含むと錆の原因になりますね。

DSC_0691fff (5).JPG





と言う事で・・・いつもの道具を駆使して・・・DIY防錆作業♪

回転式のワイヤーをハンドグラインダーに装備し

錆を落とし、

( たまにワイヤーが抜け飛んでくるので・・・保護メガネ必着です。)

DSC_0691fff (6).JPG
次に必殺錆封じ剤で錆を封じ

( 自分の実験ではこれが一番でした。)


その上から・・・アンダーコート剤(ラバーチッピングスプレー)を吹き付けます。



DSC_0857.JPG

その後いつもお世話になっている板金塗装屋さんに持ち込んで

サイドシル下面や床下部分、ホイルハウス内の一部などを

ボデイ色にスプレーしてもらって

作業完了♪

DSC_1307.JPG

ついでですが

この部分にもたっぷり・・・砂と泥が詰まっておりました。

ほっとくと錆びちゃうよ!


DSC_0691fff (7).JPG



床下の掃除と防錆処理が完了し・・昨年末より・・・テスト開始となりました。







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