S2000向けのオーバーサイズピストン#2



マーレ―製の アルミ・シリンダー 対応ピストンですが、
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2024/05/s2000.html


今回手に入ったのは北米で在庫されていた圧縮比12.5仕様のキットです。

IMG_6743asdrew (1).JPG
このままではノーマルECUで走らせると、1万キロを超えカーボンがたまり始める頃より
低速低負荷域で・・ノッキングを起こすため、


アッタッチメントを自作。旋盤にチャッキングしてピストンヘッドを削り込み、
圧縮比:11.7 に落とします。

DSC_9614qwerfds (3).JPG


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1999年にAP1の新車を購入した自分自身の経験値から

純正標準状態から5000㎞程走行し、燃焼室に柔らかいカーボンが積層し始めたころから
時々2000~3000rpmのパーシャル域で軽いノックが聞こえるようになりました。

エキマニやエアーブックを高性能な物に変えますと
この頻度はさらに上がりますし、
距離を重ねるごとに酷くなってゆくのです。

何でここまで開発陣はパーシャル域の点火時期を攻めてしまったんでしょうか?

弊社のS2Kは、
ASMさん(源さん)にリクエストしパーシャル域の点火タイミングを遅らせてもらいましたが
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2017/05/post-2000.html

生産の終了してしまった素子が必要なため・・・改造ECUがそろそろ打ち止め・・・・。
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もう少し落としたかったけれども・・・・今回は純正圧縮比までで・・・止めておきました。

DSC_9614qwerfds (4).JPG




このピストンとセットに付属して来たマーレ―製のピストンピンですが、

AP1の純正ピンに対し 0.03mm 程太いのです。


DSC_9620hhyy.JPG



そこで、コンロッド小端部内径を拡大する必要がありまして、

マシニングセンターにホーニングツールを咥えて研磨すればよさそうなものですが、
経験値の無い分野を敬遠するF君ですから
結局・・・内燃機屋さんにトスしてホーニングしてもらう事になりました。


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S2Kの純正コンロッド小端部は・・・フルフロー構造なのに砲金ブッシュ無し!

(ですから・・S2Kのピストンピンは・・・・噛り付きやすいの・・・。)

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ちなみに今回入手したマーレ―製のピストンですが、

ピストンボス部分の給油方法が凝っておりまっした♪

出口側
DSC_9614qwerfds (1).JPG


入り口側
( オイルリングで掻き落したオイルをピンボスに送ってます。)
DSC_9614qwerfds (2).JPG


ブロックは ボーリング+ホーニング 後に モリショットしてもらいます。


DSC_9614qwerfds (10).JPG

S2000エンジンのリビルトについては以下をご参照ください。
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2017/01/s2kengine.html

















独り言

( 竹槍さえ持たない・・ほぼ素手の )一般人が避難している区域を

 最新鋭のジェット機を使って空爆するとは

・・・・・

その行為を・・・世界に報道されているのにも関わらず・・・ですよ。




世界中をなめ切っていますね。

「ほら・・・おまえたち・・・止められるものなら・・・止めてみな!」

とっ・・・。















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