FL5 CIVIC TYPE R #1

9月より始めたRZ34 AT車のテストに並行し

FK8もテストコースに持ち込み、商品仕様の排気音を再確認や

その周辺の音響仕様との比較などしておりました。



市販中のSACLAMサイレンサーに対し、鳴領域を50Hz~100Hz程高くして
(NDの鳴き領域です)

どちらがCIVIC-Rにマッチしているかを・・・再確認してみたのです。

DSC_5907aswe (2).JPG


理由は? と・・・言いますと

FL5向けサイレンサーの開発作業を始める前に

試作品のた残っているFK8で復習し、進むべき方向を決定しておきたかったのです。






で・・・その結論は?


鳴き領域の周波数帯が低い・・・現状市販品の方が・・・良いのです。

とにかく・・・鳴きが判りやすいのです♪



DSC_5848asdfrt (7).JPG

次に確認したのが

FL5純正サイレンサー(+疑似音ソフト)装着車両 と FK8SACLAM装着車両との

音比較。

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* FL5に標準装備されているオーディオには、
疑似的な排気音を奏でるソフトが組み込まれていまして
それが・・・なかなか良い音なのです。
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窓を閉めた状態で比べますと・・・両車の室内音は・・・・似ています。
(FL5はスポーツモード時の疑似音)

しかし

窓を開けますと・・・その違いは・・・明らか。
(あたりまえといえば・・・あたりまえ・・・。)



FL5+純正排気管の場合・・・窓を開けても・・・より高次の倍音数は増えませんが
(スピーカーが奏でる音ですから・・窓を開けても・・変わる事はありません。)

FK8+SACLAMの場合には、窓を開け放ちますと・高次の倍音を割合が増し



手前味噌ですが・・・・やはり排気管の奏でる生音の・・勝ち♪ 



そしてその差は

反響壁のある高架下やトンネル内を走行します時に顕著で

これがTURBOエンジンの音か?と・・・思う程に・・・・開きます。


しかし

両者の音質は似ていて

疑似音が生音を阻害することも無さそうですから

・・・・

FL5の擬音ソフトをそのまま残し、SACLAMサイレンサーで生音を上書きするのが

正解なのかもしれません。



さらに

純正排気管に装備されている可変シャッターバルブの音響効果についても

探ってみましたが

・・・

シャッターバルブが開いていても

排気管テールからの生音が運転席に届くような排気音量には至らず

(シャッターバルブの使い方が・・・中途半端ではないかと思います。)

純正状態で聴こえる排気音は

そのほとんどが・・・スピーカーの奏る・・・疑似音







このメカニカル・ギミックが・・・・有効に使われているとは

・・・

言えないように思います。



新型NSXの排気管では・・・上手く活用されていたのにね♪


















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