9月より始めたRZ34 AT車のテストに並行し
FK8もテストコースに持ち込み、商品仕様の排気音を再確認や
その周辺の音響仕様との比較などしておりました。
市販中のSACLAMサイレンサーに対し、鳴領域を50Hz~100Hz程高くして
(NDの鳴き領域です)
どちらがCIVIC-Rにマッチしているかを・・・再確認してみたのです。
理由は? と・・・言いますと
FL5向けサイレンサーの開発作業を始める前に
試作品のた残っているFK8で復習し、進むべき方向を決定しておきたかったのです。
で・・・その結論は?
鳴き領域の周波数帯が低い・・・現状市販品の方が・・・良いのです。
とにかく・・・鳴きが判りやすいのです♪
次に確認したのが
FL5純正サイレンサー(+疑似音ソフト)装着車両 と FK8SACLAM装着車両との
音比較。
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* FL5に標準装備されているオーディオには、
疑似的な排気音を奏でるソフトが組み込まれていまして
それが・・・なかなか良い音なのです。
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窓を閉めた状態で比べますと・・・両車の室内音は・・・・似ています。
(FL5はスポーツモード時の疑似音)
しかし
窓を開けますと・・・その違いは・・・明らか。
(あたりまえといえば・・・あたりまえ・・・。)
FL5+純正排気管の場合・・・窓を開けても・・・より高次の倍音数は増えませんが
(スピーカーが奏でる音ですから・・窓を開けても・・変わる事はありません。)
FK8+SACLAMの場合には、窓を開け放ちますと・高次の倍音を割合が増し
手前味噌ですが・・・・やはり排気管の奏でる生音の・・勝ち♪
そしてその差は
反響壁のある高架下やトンネル内を走行します時に顕著で
これがTURBOエンジンの音か?と・・・思う程に・・・・開きます。
しかし
両者の音質は似ていて
疑似音が生音を阻害することも無さそうですから
・・・・
FL5の擬音ソフトをそのまま残し、SACLAMサイレンサーで生音を上書きするのが
正解なのかもしれません。
さらに
純正排気管に装備されている可変シャッターバルブの音響効果についても
探ってみましたが
・・・
シャッターバルブが開いていても
排気管テールからの生音が運転席に届くような排気音量には至らず
(シャッターバルブの使い方が・・・中途半端ではないかと思います。)
純正状態で聴こえる排気音は
そのほとんどが・・・スピーカーの奏る・・・疑似音
。
このメカニカル・ギミックが・・・・有効に使われているとは
・・・
言えないように思います。
新型NSXの排気管では・・・上手く活用されていたのにね♪