FK2をテストコースで走らせてきました。
下記は
前回テストした時のパワースペクトルピーク値で
加速走行騒音計測時の騒音計マイクを通じて収録した音です
。
騒音値に大きく影響する400hz以上の領域が高すぎたので
・・・
前回テストした仕様
その領域の音圧を下げるために赤印レゾネーターの内部に
オリジナルの高周波トラップを組込んでみました
。
レゾネーターの中にさらに減衰室を設けたり、3重レゾネーターだったりと、外観から想像されるシンプルな構造ではありません
(( 長年の実験で偶然見つけたテクニックです。 どの様な構造なのかは・・・秘密です。))
(( 自分で考えてくださいね。))
。
結果はドンピシャ!
400hzより上の帯域で音圧を随分と下げることが出来まして
加速騒音値がギリギリボーダーライン内に収まり音質もずいぶん改善されました
♪♪
今回テストした時の仕様
このまま商品仕様としてまとめてしまう事も出来ますが
今だに少しだけ音圧が大きすぎるように感じる場合が残りますので
・・・・・
もう少し進めて静かでクリアな音にしたいと思います
。
最近発見したことが有るのです
!
この車の場合
走行時に運転席で聴く音と、空ぶかし音を車両後方から聴いているとが、随分と違うのです
。
そして
空ぶかしの時の方が綺麗に聞こえるのですよ
!!
スマートホンで収録して、パワースペクトルをチェックしてみたら
2,3,4倍音のピークが・・・・・綺麗に・・・・立ち上がっているのです。
3700rpm空ぶかし時のパワースペクトル
一方
上記に対し下記は加速走行測定時のパワースペクトルでして
3000pm近辺で全開加速中の時の物です
。
1倍音 100hz
(4気筒エンジンが3000rpm作動するときの排気バルブが開く周波数です。)
2倍音 200hz、 3倍音 300hz、 4倍音 400hz
なのですが
良く見ると、
150hz、250hz、350hz・・・・・と上記のピークの中間にもピークが有りまして
これがこの車の排気音を乱している2気筒エンジンの排気音成分になります
。
発見でありました
♪
ついでですが
空ぶかし時のオシロ波形です。
こちらは全開加速時のオシロ波形。
ギザギザが強いですよね
。
さて
次の一手を用意しなくては
♪