OSSAN RACINGの皆さんがレストア中のエンジン部品ですが
なんだか・・・判りますか?
初代 シビック(SB1) のエンジンを 当時盛んだったFJ1300クラス用に
作り直した時の
ドライサンプオイルパンです。
ひっくり返すと・・・こうなってます。
(バッフルプレート外したところ。)
左側2列に分割式のバッフルプレートを装備したところ。
凝った設計ですね。
オイルパンとベアリンググキャップを一体成型して
エンジン本体の強度&剛性を高めています。
クランクに跳ね回されたオイルを・・・バッフル部分でオイル貯めに落とし
ここに溜まったオイルを・・・スカベンジングポンプで・・・オイルタンクに戻します。
ちょっと解せないのは
オイル溜り部分を下側に出張らせているので・・・エンジン全高がその分高くなってしまっていること。
あれこれとマイナーなトラブルが続出するはずの
新造レースエンジンですから
・・・・・・・・・
失敗するかもしれないような・・・・チャレンジング過ぎるレイアウトを・・・・・避けたんでしょうね。
(( このオイルパンだって・・・当時はもの凄くチャレンジングだった筈・・・ですもん。))
どなたが設計したのか・・・・知ってる???