1年間近くあれこれとメイクアンドトライを繰り返して開発した
Z33向けサイレンサーキット
を
2007年の5月に発売開始し
・・・
やれやれと・・・思っていたのも・・・・束の間
・・・
2010年より始まる加速騒音規制規制に向けての・・・・・技術的・・・・・・・法律的な対処準備とか
・・・・・
2008年に発売開始されるZ34向け商品の開発業務など
・・・
その後も・・・波乱万丈 & 目先の事で 目一杯の日々を・・・・重ねておりました
。
しかし
発売後一年も経ちますと.
・・・
「止めといてくださいね。」
と
お願いしたにもかかわらず
・・・・
止めときゃいいのに・・・・Z33にメタルキャタを組み込んでしまった皆さんからの・・・・・相談ごとが
・・・
ぼちぼちと舞い込むようになってきました。
実は皆さんから・・・ご要望いただく以前に
独自に先攻して
自社のZ33 や ASMさんのHR
を使い
メタルキャタに対応するためのZ33向けサイレンサーを何本か試作してきたのですが
しかし
他の業務優先の片手間仕事
・・・
なかなかうまくは行かなかった
。
2010年の正月明け
既にメタルキャタを装備し
騒音規制値内とは言え・・・・鳴きを通り越しバリバリ混じりの快音を・・・轟かせていた
Z33オーナーさんに
依頼され
(( こりゃ 何とかしてあげなきゃ あかんぞ! と思いまして ))
腰据えて炸裂音に対処すべく
販売を開始していた・・・キャパシティの大きな・・・・Z34向けサイレンサーをベースに
ワンオフ製作することに決めました。
Z33用よりも・・・・2010年からの加速騒音規制対応を・・・・視野に入れて製作したZ34用サイレンサーキットの方が
大容量であったのが
その理由です。
上記をベースに
さらに中間パイプに
高周波対応用の小型ユニットを追加装備し
何回かの調整を繰り返し
(( 高周波部分は小型ユニットでないと周波数特性が合わないのです。))
ワンオフ対応は
完了したのであります。
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2010/01/post-964.html
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2011/04/-2-nsx.html
次に
上記のノウハウを市販パーツに出来ないものかと考え
準備したのが
Z34用
メタルキャタ対応小型ユニット付きのY-パイプ!
(( Yパイプの集合部には小型ユニットを入れる余地が残されてました。 ))
結果は
思惑通りのストライク!
メタルキャタを装備してしまった Z34 CKV36 オーナーさん達に
・・・
好評だったのであります。
さて
ここらで
このZ33排気管開発ストーリーは・・・・めでたく完結するのでありますが
・・・・・・
・・・
・・
実は
私の信じてきた・・・エキマニの・・・・基礎理論に
説明できない・・・・重大な欠陥箇所を・・・・・・発見してしまい
大汗!
(( ある意味・・・間違いだらけの・・・・・排気管開発室・・・なのであります! ))
恥ずかしながら
・・
基礎の基礎部分から・・・・再検証を・・・・・始めているところです。
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2015/10/post-1784.html
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2015/12/post-1805.html
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2015/12/a-a-a-a-a-50.html
たかが排気管 されど排気管
なかなか・・・内部で起きている物理現象を・・・・・理解するのは
難しいのであります。
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2006/03/post-17.html