パイプの端面を手のひらで叩くと・・・・「ポン!」と言う音を発します。
こりゃ・・・簡単で・・・・良いね♪
と
考え
・・・・
日曜日など空いた日に・・・・・理科実験を続行しています。
こんなパーツも作ってみました。
唯のパイプですが
右端に・・・ちょいとばかり工夫を・・・入れてあります。
パイプの端面を手のひらで一発叩き
・・・
この時発する音をマイクで拾い
・・・
パソコンに仕込んである解析ソフトで
周波数解析するのです。
単発入力なので・・・オシロとスペクトラムアナライザーを使って・・・・・分析すると
びっくりするほどシンプルに・・・解答が見つかることが有ります。
「ここの反射条件は・・・どうなってるのかな~?」
等と迷っているときには
有効です。
排気系の実験は
解答集の無い問題を解いてるようなものでありまして
途中で間違った答えを選択してしまいますと
迷路から脱出出来ないのです。
しかし
チョイと困ったことに
・・・・
単発手のひら入力の場合
入力する方のパイプ端が・・・・・・・・閉塞端になってしまいますため
・・・・・
(( 片開放端 片閉塞端 と言う変則的な構成になってしまうので ))
音響系を解析する際に少々厄介になるのです。
そんな訳で
今回用意してみたのが
下図の様な・・・・・・・・・・・・・パイプです。
これだったら
手のひらで入力した時でも
パイプの両端は・・・・解放されていますから
・・・・
両側開放端のシンプルで判り安い共鳴となります。
これが・・・現物!
黄色い紙テープは
音漏れさせないための・・・シールの変わりです。
(( 何種類ものパイプを繋ぐので・・・脱着式の開放端口金を作りました。))
この状態で一発入力した時のパワースペクトルです。
しっかりと両端開放の時の周波数で共鳴しています。
この口金部分に・・・開放面積調整用の・・・スライダーを組込み
開放穴を閉じてみました。
下図は
その時のパワースペクトル
だるい形のF1ピークですが・・・上記の場合のおおよそ半分。
この辺も教科書通りです。
さて
ここからが
解答集の無い領域です。
問題#1
手叩き側の開放穴をどのくらい開けた時に
閉塞端 から 開放端
に
変わるんでしょうか
?????
(( 調べたかった事 その1 です。))
この位開いてみましたが
・・・
結果は・・・・両開放端の・・・パワースペクトルに・・・・近いものでした。
さらに閉じると・・・両開放端としての・・・特性は弱くなってゆきますが
その時の開口面積はホントに隙間程度です。
あんまり細かいことまで書き込むと・・・・やんなっちゃうんで・・・・はしょって書いてます。
真剣に知りたい場合は
・・・
・・・・・・・・
自分で実験してください。
理科実験 #2 へ続く・・・予定・・・。