理科実験 #1

 

パイプの端面を手のひらで叩くと・・・・「ポン!」と言う音を発します。

 

こりゃ・・・簡単で・・・・良いね♪

考え

 ・・・・

日曜日など空いた日に・・・・・理科実験を続行しています。

DSC_0006.JPG

 

 

こんなパーツも作ってみました。

 

唯のパイプですが

右端に・・・ちょいとばかり工夫を・・・入れてあります。

#10写真.JPG

 

 

パイプの端面を手のひらで一発叩き

・・・

この時発する音をマイクで拾い

・・・

パソコンに仕込んである解析ソフトで

周波数解析するのです。

 

 

単発入力なので・・・オシロとスペクトラムアナライザーを使って・・・・・分析すると

びっくりするほどシンプルに・・・解答が見つかることが有ります。

 

「ここの反射条件は・・・どうなってるのかな~?」

等と迷っているときには

有効です。

 

排気系の実験は

解答集の無い問題を解いてるようなものでありまして

途中で間違った答えを選択してしまいますと

迷路から脱出出来ないのです。

 

 

 

しかし

チョイと困ったことに

・・・・

単発手のひら入力の場合

入力する方のパイプ端が・・・・・・・・閉塞端になってしまいますため

・・・・・

(( 片開放端  片閉塞端 と言う変則的な構成になってしまうので ))

音響系を解析する際に少々厄介になるのです。

  

DSC_0007.JPG

 

 

そんな訳で

今回用意してみたのが

下図の様な・・・・・・・・・・・・・パイプです。

 

これだったら

手のひらで入力した時でも

パイプの両端は・・・・解放されていますから

・・・・

両側開放端のシンプルで判り安い共鳴となります。

DSC_0009.JPG

 

 

これが・・・現物!

 

黄色い紙テープは

音漏れさせないための・・・シールの変わりです。 

 (( 何種類ものパイプを繋ぐので・・・脱着式の開放端口金を作りました。))

#1写真.JPG

 

 

 

 

この状態で一発入力した時のパワースペクトルです。

 しっかりと両端開放の時の周波数で共鳴しています。

#1.png

 

 

この口金部分に・・・開放面積調整用の・・・スライダーを組込み

開放穴を閉じてみました。

 

#5写真.JPG

 

 

下図は

その時のパワースペクトル

だるい形のF1ピークですが・・・上記の場合のおおよそ半分。

この辺も教科書通りです。

#5.png

 

 

さて

ここからが

解答集の無い領域です。

 

問題#1

 

手叩き側の開放穴をどのくらい開けた時に

閉塞端 から 開放端

変わるんでしょうか

?????

(( 調べたかった事  その1 です。))

 

 

この位開いてみましたが

・・・

#3写真.JPG

 

 

結果は・・・・両開放端の・・・パワースペクトルに・・・・近いものでした。

#3.png

 

 さらに閉じると・・・両開放端としての・・・特性は弱くなってゆきますが

その時の開口面積はホントに隙間程度です。

 

あんまり細かいことまで書き込むと・・・・やんなっちゃうんで・・・・はしょって書いてます。

真剣に知りたい場合は

・・・

・・・・・・・・

自分で実験してください。

 

 理科実験 #2 へ続く・・・予定・・・。

 

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