理科実験 #4

 

この記事

機械工学実験が苦手な方は・・真剣に読まないほう良いのじゃないかと・・・おもいます。

頭痛くなっちゃうから・・・・・・・ね♪

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プライマリーパイプを集合させない

シンプルな排気管を想定して考察してみました。

 

 

排気バルブの

開いているとき と  閉じているときで

 

排気管の音響構造は異なります。

 

DSC_0087kk (6).JPG

 

 

バルブが開いているときは

 

下図の様な形状で

 DSC_0087kk (1).JPG

 

 

この様な特性になると

思います。

 

 DSC_0087kk (4).JPG

 

 

一方

排気バルブが閉じているとき

片側閉塞 片側開放

シンプルなパイプ構造になりまして

 

この時の共鳴波長は 両開放端パイプの場合の 2倍となります。

(( 波長が長いのね・・。 ))

 

 DSC_0063ggg.JPG

 

 

 

 DSC_0087kk (10).JPG

 

 

排気バルブが

開いているとき と 閉じているとき

波形を想像して・・・つなげると・・・・下図のようになります。

 

 

DSC_0087kk (11).JPG

 

 

 

 

まとめたのが

この図です。

 

 

DSC_0087kk (12).JPG

 

 

 

実際に下記の条件で計算してみたところ

 

1シリンダーの容積が450㏄

プライマリーパイプ内径 3.97㎝ (断面積12.38㎝²)

排気バルブ傘部からプライマリーパイプ大気開放部までの長さ 約90cm

エンジン回転速度 2000rpm  負荷状態 全負荷

 

 

排気バルブが開いているときの全体の共鳴周波数

排気バルブが閉じているときの排気管内の周波数

・・・

おおよそ一致・・・してしまいました。

 

 

  

((興味有の皆さんは・・・・自身で計算してみては如何??)) 

 https://www.saclam.com/short_topics/ex_mani_tuning/ex_mani_tuning.html

ex_mani_tuning13ooo.jpg

 

 

 考え方を・・・間違っちゃったのは・・・これが原因じゃ・・・・ないかな? 

 

(( 多くのエンジニアさん達が・・・排気バルブが開いているのに・・・・片側閉塞端として解説計算されてますね。 ))

 

チャンスが有ったら

実機で実証実験してみようと思います。

 

TUさん・・・・・・圧力ピックアップ用のインターフェイス・・・・作ってくれない??

 

 

 

 

 

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