この記事
機械工学実験が苦手な方は・・真剣に読まないほう良いのじゃないかと・・・おもいます。
頭痛くなっちゃうから・・・・・・・ね♪
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プライマリーパイプを集合させない
シンプルな排気管を想定して考察してみました。
排気バルブの
開いているとき と 閉じているときで
排気管の音響構造は異なります。
バルブが開いているときは
下図の様な形状で
この様な特性になると
思います。
一方
排気バルブが閉じているとき
片側閉塞 片側開放
の
シンプルなパイプ構造になりまして
この時の共鳴波長は 両開放端パイプの場合の 2倍となります。
(( 波長が長いのね・・。 ))
排気バルブが
開いているとき と 閉じているとき
の
波形を想像して・・・つなげると・・・・下図のようになります。
まとめたのが
この図です。
で
実際に下記の条件で計算してみたところ
1シリンダーの容積が450㏄
プライマリーパイプ内径 3.97㎝ (断面積12.38㎝²)
排気バルブ傘部からプライマリーパイプ大気開放部までの長さ 約90cm
エンジン回転速度 2000rpm 負荷状態 全負荷
排気バルブが開いているときの全体の共鳴周波数
と
排気バルブが閉じているときの排気管内の周波数
が
・・・
おおよそ一致・・・してしまいました。
((興味有の皆さんは・・・・自身で計算してみては如何??))
https://www.saclam.com/short_topics/ex_mani_tuning/ex_mani_tuning.html
考え方を・・・間違っちゃったのは・・・これが原因じゃ・・・・ないかな?
(( 多くのエンジニアさん達が・・・排気バルブが開いているのに・・・・片側閉塞端として解説計算されてますね。 ))
チャンスが有ったら
実機で実証実験してみようと思います。
TUさん・・・・・・圧力ピックアップ用のインターフェイス・・・・作ってくれない??