数週間前に・・・Motor Fan illustrated 誌の取材を・・・お受けしたのですが、
数日前に記事となって出版されました
((中身を見たい人は・・・本屋さんで買ってね♪))
で
本日は
・・・・
取材当日上手く伝えられなかったことなど
・・・・
この本読んだ人向けの
補足であります。
排気音の起点とは?
膨張行程途中の排気バルブが開いた瞬間が
起点です。
シリンダー内の残圧により
排気バルブが開いた時から・・・シリンダー内の排気ガスが・・・・・「バシュ!」っと・・・・排気管に流れ込みます。
生ぬるい缶ビールをシャカシャカ振った後
線を開けば
勢いよく「バシュ!」っと中身のビールが
吹き出てきますね♪
そんな音が・・・・一秒間に100回とか・・・200回・・・繰り返されるのです。
実際に単気筒バイクエンジンのマフラーを外して
収録した音がこちらです。
(缶ビールの開封音とは・・・・だいぶ違うけど・・・何故でしょうね?)
************** 過去のBLOG記事より抜粋 ****************
先ずは・・・・エキゾーストパイプを・・・・・撤去!
こちらが・・・・排気ポートから大気解放した時の排気音です♪
(20秒後あたりからエンジンの生音が聴けます。)
パイプ無しなのに
1.3ms周期の共鳴波!
次に
内径20mm長さ380mmのエキゾーストパイプを組込みエンジンを始動
時々
1050mmのパイプを付けたしたり・・・・外したりした時の
排気音がこちら!
380mmの時
380mm+1050mm
ラフな測定でありましたが
・・・・
特徴的な波形が記録されまして
その後
あ~~でもない・・・・こ~~でもない・・・と
少ない脳味噌に負荷をかけ
考えてみました所
・・・・
この方程式に当てはまる事を
発見してしまいました♪
**************** 以上過去記事より抜粋 ******************
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2013/07/-a-wav-a.html
音色の決定
上記の様に
排気バルブが開いて排気ガスが吐出されるときの排気音は
シリンダー容積とプライマリーパイプで構成される
変形ホルツヘルム・レゾネーター
によって
一番最初に
性格付けされる様なのであります。
だから・・エキマニの太さと長さが・・・変わると
音色も変わるのでありますね。
①部分の共鳴周波数が100Hzだとすると
・・・・
1気筒エンジンであれば・・・・12000pmの時・・・・・排気バルブの開く周波数と・・・・・共鳴周波数が
一致しますため
100Hz音が大きく強調されるようになります。
同様に
2気筒なら・・・・6000rpm
4気筒であれば・・・・3000rpm
で
100hz成分が強調れるようになるのです。
そして
②と③部分も
音質に大きく影響していまして
(両端開放パイプ内の共鳴を調べてみてください。)
・・・・
① ② ③ それぞれの共鳴周波数を・・・・どのように設定するかで
音質や音量が
大きく変わってくるのです。
((内緒だけど・・・・・・・サイレンサーの構造より・・・こちらの方が重要なんだよね。))
太鼓の叩き方を変えても・・・あんまり音色がは変わらないのは
太鼓の固有振動数が決まってるからなんでありますが
この固有振動数で(思いっきり素早く)叩けば
面白い現象がみられるかもしれませんね。
ライターの一平さん 編集のMさん S先生
どうもありがとうございました♪
理科実験に興味しんしんのお馬鹿さんたちは・・・・こちらをクリックして味噌♪
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2012/08/post-1397.html
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2012/08/post-1394.html
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2012/08/a-why-tig-1970.html