理科室

 

成果最優先

商品開発業務

担当していますため

・・・

多少音響特性が悪くたって・・・・・音量が不足していたって

・・・・

そんな事お構いなしに・・・現状の実験機材を・・・酷使してきたのであります

。。。

 

 

しかし

・・

数年前から

・・・

このままでは

・・・

これ以上前進出来ないと・・・思うようになりました。

((実際のところ我々の商品開発技術力は・・・あれこれ頑張ってるにもかかわらず・・・数年前からサーチレート気味。))

 ((実力が向上してないのです。))

 

 

日曜日

ワカゾウ君のお付き合いで出社した

・・・

二階の理科室にこもって・・・・先日作った音響エンジンの・・・特性試験をしてみました。

 

 

 

 

先ずは裸で・・・・・鳴らしてみて・・・・特性チェック

・・

ふむふむ

IMG_5704aa (4).JPG

 

 

 

 

次に

裏側にカバーをかけ

(小型の密閉式スピーカーボックスでありますね。)

 同じく特性チェック

 

なるほど

IMG_5704aa (5).JPG

 

 

 

スピーカーボックスの容積を増やしてみたり

 

長さ(400㎜)方向の反射波が・・・・・・いたずらし始めましたぞ!

 

IMG_5704aa (6).JPG

 

 

 

そして

ここからが

・・・・

一般的なスピーカーと違うところ

!!

 

 スピーカー前面の空間を密閉し

((前面ボックスなのですね))

・・・

ここに

直径60㎜ほどのパイプを刺して・・・パイプの中に音を導いてゆくのであります。

 

 

IMG_5704aa (7).JPG

 

 

 

あれこれ寸法を変えながら

如何なる物理法則が・・・・この機材の音響特性を・・・・・支配してるのか

・・・・・

探りを入れてるとこなのですが

 

IMG_5731bb.JPG

 

 

 

 

 とりあえず判った事を

 

スピーカー前面の容積 と パイプ部分

とが

 

ホルツヘルムレゾネーターを構成しているようであります。

 

 

 

IMG_5734aa (2).JPG

 

ある寸法条件下で・・・・計算してみると

・・・

レゾネーターのピークは

  240hzあたりで

・・・

ありまして

・・・

下のグラフの・・山頂部と・・・ほぼ一致

・・

・・

しかし・・・これに以外に

 ・・

オレンジのトゲトゲも・・・・発生しておりますね

 

IMG_5704aa (11).JPG

 

 

 この

トゲトゲ

・・

 パイプ部分の共鳴波計算値

(両開放端のパイプ内共鳴)

ほぼ一致・・・してました

 

 

パイプ長によって

・・・・

レゾネーターが支配的になったり・・・・パイプ長の支配が逆転したり

・・・

複雑な状況に・・あるようです。

 

((ややこしいね~。))

 

 

 

IMG_5734aa (3).JPG

 

未だ・・・理解するまでで・・・脳みそ一杯の段階で

・・・

ありますが

・・・

・・

 

今までよりは・・・ましな使い方が・・・出来る様になりたいな~

 

 

思ってます

・・・

。。

 

  密封式スピーカーボックスと・・・バックロードホーンの原理を・・・・少し納得できたのが

この日の収穫で

ありました

。 

 

 

 

 

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