986,987,981につきまして...・複数の皆さんからご質問いただいておりますため
ここでまとめてご説明させていただきます。
986につきましては現
ラフすぎた音質のジェントル化(近代化) と 近接排気騒音値の安定化
が
最初の課題であります。
次に 986 SPEC.2 化 作業に加え
加速走行騒音2010年規制への対応技術も習得すべく
テストコースでの リメイク&テストもスタートしておりますが・・・まだまだ先は長いのであります。
986テスト車両での作業が進展し・・・加速騒音対応技術に自信が持てれば
オーナー様のお車を拝借して
987後期型(6MT限定)の加速騒音対応品にチャレンジするつもりです。
(987前期型はサイレンサー内部に触媒が組み込まれておりますので・・・残念ながら手が付けられません。)
987後期型(6MT限定)での加速騒音対応品をマスターしてしまえば
981(6MT限定)用加速騒音対応品も・・おそらく同構造のサイレンサーで・・・対応できてしまうのではないかと
思われます。
しかし
加速走行騒音規制が2010年度よりスタートし
サイレンサー開発に要求される難易度が別格に上がり
少人数のSACLAM社では
一年で3~4機種くらいしか新商品が完成しなくなているのが現状であります。
そのような訳で
ご期待されている向きには申し訳ありませんが・・・・・上記の作業がとんとん拍子で進むわけではないのです。
さて・・・・それでは・・・・・オートマチック車への対応は・・・・・ど~なの?
というところでありますが
これまで何台かの欧州車をテストコースに持ち込んで騒音計した経験値から推測すると
おそらく・・・・・純正品と同じような音質&音量の排気管に・・・なってしまうと思われます。
時速50㎞で騒音計測区間に侵入し
(MTは3速固定) (ATはDレンジ)
計測区間 (20M区間) ではアクセル全開で加速開始し
その区間での騒音ピークを計測するのですが、
欧州製 AT車 は、キックダウンが早くて・・・・・計測区間内でエンジン回転が上がり・・・・騒音値が跳ね上がってしまうです!
で
必然的にAT車両向けには・・・・・純正品並みに静かなサイレンサーを装備することに・・・なってしまうのです。
(遊び代が・・・残ってないのです。)
そんな訳ですので
「ど~しても・・・欧州車を気持ち良い音で・・・走らせたいぞ!」
という皆さんは
自動変速機じゃあなくって手動変速機付の車を
お選びくださいね♪
B・・だろって???
A・ですよ!!!これでも・・・・。