先週の金曜日
朝から夕刻まで・・・・・テストコースで
運転手しておりました。
3本の試作品を持ち込み
・・・・・
アチアチ・アッチッチ・・・・・っと
仕様変更を繰り返しながら・・・・150回以上の騒音測定
。
数多くの実走時データを採取する事が出来ました。
事前のスピーカーテスト結果とは・・・・一致しない部分が何点かありましたので
・・・・
翌日より
再度スピーカーテストを続行中。
これまでの経験上
・・・
機械工学実験等が・・上手く行かない時
って
・・・
不具合の要因が・・・いくつか重複していて・・・簡単には解明出来ない
。
こんな時は・・・からみついてしまった糸を・・・丁寧にほどいて行くしか
無いのであります。
700hz付近に・・・怪しげなピークがあり
・・・・
あれこれ・・・・探りまわった・・・結果
スピーカーボックスが箱鳴りしてるのを発見!
手近な工具で押さえてみたら
止まった!
板厚22mmの裏ぶたを・・・・コツコツ叩いてみると・・・大よそ700Hz
・・・・・
裏蓋の共振周波の様です。
物は試し
・・・
700hz位を吸音するのにはちょうど良かんべ・・・っと思い
手近に有ったフェルト材を
スピーカーボックスに突っ込んでみたところ
(効率悪くても・・・・実験には差し支えないので・・・)
700Hzの共鳴は半減
さらに
スピーカーユニットの振動が
箱板を通じて裏ぶたが共振するのを止めるため
・・・・・
裏ぶたにカンヌキをネジ止めし
(以前オーディオ師匠に教わった技です。)
弾性を変え・・700hz箱鳴きは
納める事が出来ました
が
・・・・
今度はサイレンサーユニットが・・・・650Hzで大共鳴!
・・・
やはり・・・複合トラブルで・・・ありました。
サイレンサーに
消音ユニットを追加するよりは
出所を見極めて・・・・その部分に対処する方が・・・・合理的ですから
・・・・
3音響構造一体式の大型ユニットを
分解改造中なのであります。
板金物とは言え・・・・高い嵌合い精度で・・・・・作れば
何度でも分解組立が・・・・・可能なのであります。