金曜日

 

 

在庫情報更新しました。

https://www.saclam.com/todays/zaiko/

 

 

コペン用エスケレート 

 

 以前SACLAMのデモ車だった

白いコペンが

・・・

久々に里帰り

 ・・・・

IMG_2223.JPG

 

 

実は・・・・エスケレートさんが・・・・この子の嫁入り先で・・・・ありまして

http://www.esqueleto.jp/

 ・・・・・

バケットシートの開発テスト車両として使われておるのです。

・・・・・

そんでもって

身長高い人の・・・・・・・人体サンプルとして

いつものように

あたしも協力中なのであります。

 

IMG_2231.JPG 

 

 

 

 あたし向けにセットしたローポジションに170cm弱の人が着座すると

(エスケレートのデザイナーさん兼社長さんです。)

・・・・・・・

十二分以上のヘッドクリアランスが生まれます。

 

高身長&低収入のあたしが着座しても

ヘッドクリアランスが確保できますので

大柄なCOPEN乗りの皆さんには

お勧めの一品です。

 

(発売開始は10月以降になりそうです。)

 

IMG_2227.JPG

 

 未だ製品化直前の最終試作段階ですが、

レーシングカー製作にも携わっていたデザイナーさんの設計でありますから

シートレール部分やBKT類の造形は

流石に素晴らしい物でありました。

 

 

 

 

いきなりバケットシートの話になってしまうけれど
 

その昔
   フル・バケットシートの開発テストに携わったた事がある。


単純にバケットシートを商品ラインに加えたかったのだが
どんなものを作ったら良いんだろうか?
というのが

はじまりであった

 

デザインとか・・座り心地やら・・・・ホールド性は・・・・当然ながら重要項目!
しかし

安全性に関し・・・・・・・あまり語られる事のない・・・・・時代だった。

(たかが15年前です。)

 

それより10年ほど前
北米のクラブレース用に・・・・FFハッチバックレーサーを組んだ時

SCCA(スポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ)ルールでは

(アメリカ人はFIAルール等使いません!)

シート背面が・・・ロールケージ部分と

強固なステーで結合されてる事が要求されていた。

 

スピン中に後方追突したり・・・されたり

宙返りクラッシュなどで・・・後方着地してしまった時

 

バケットシート背面が壊れ・・・あるいは・・・シートレールごとすっ飛んで

背骨にダメージを追う様な事故を防ぐため

安全ルールなのだ。

 

コンクリート壁ぎりぎりを300km/hで突っ走るストックカーレースの国だから

ロールケージの組み方も・・・・ドライバーの保護最優先。
               

大きなクラッシュ事故等があると

ロールケージ屋さん達が
すっ飛んできて                   
「今後の安全確保技術向上のため・・・・・見学させてください!」

・・って・・

ピットまで見に来るのだよ!!
 

     
チョイ前にクラッシュし・・・あまり雰囲気の良くないチームでも

いやな顔しないでさ

「ど~~ぞ!!」

という具合の・・・・世界なのだ。

 

横道にずれちゃったんで戻すけど
前方衝突には・・・・・シートベルトが有効です。


でも・・・後方衝突には・・・シートベルト効きません。
                    

そして・・・・・バケットシートが・・シートベルトの変わりに・・・・体を保持します。

 

ヘルメットの場合には、
JIS規格とか・・・・スネルとか・・・・・安全基準があったけど、


レーシングバケットには・・・何の基準もない時代。

               
そんでも・・・・安全に関わる物を作る以上

何か基準値が必要!
             

と考え・・・・JARI にお邪魔して・・・・どの位の衝撃で・・・・人が壊れてしまうのか

教えを乞うて来た

 

どうやら頭蓋骨の中身(人の脳みそ)は

40G位の加速度が一定時間加わると・・・壊れっちゃうらしい。

 

じゃ・・・・▽★Gまでは・・・・バケットシートは壊れてほしくない!

と計算し                       

シートバックの静的耐荷重を設定した。


いろんな市販商品を買い集め・・・・・・・どの位でぶっ壊れっちゃうのか?

簡単なな破壊試験機を作ってテストした結果

こちらの想定値より・・・はるかに軽い荷重で・・・・壊れてしまう物が

                  
シートバックに2トン位の荷重をかけなきゃいかんのだが

当時の市販品のほとんどは0.3~0.4トンで・・・・すっ飛んでしまうのだ!

しかし                   

唯一・・・2トンに耐えきったシートがあった

ドイツのレカロだ!

流石だった!

 

予想数値と・・・・・超一流製品の・・実際の破壊強度が一致したんで、

じゃっ・・・・これに負けないやつ・・・・作ったろ・・・・・

何脚・・壊したんだろうか?

         

(FIAがバケットシートの技術基準を作る数年前の出来事だった。)

 

あたしが破壊試験機製作&破壊テストとシートレール関連を担当し

エスケレートさんが・・・・デザインと積層構成を受け持った。

製品化は・・それぞれまたく別の会社が受け持ったのだが

源流は一緒であったのだ 


 http://www.esqueleto.jp/

       

 

        

 

 

 工作室

 

ご予約いただきました皆様・・・・大変お待たせいたしました!

R53用サイレンサー 5キットが 組み上がりました!!

 (在庫分も確保いたしました。) 

IMG_2201.JPG

   

IMG_2220.JPG

  

IMG_2218.JPG

 

  

 

 

 

ASM HRエンジン用エキマニを装着させていただきました。 

 

IMG_2105.JPG

 

 

IMG_2135.JPG

 

 

IMG_2143.JPG

 

 

オーナーさんと相談し

あえて断熱バンテージを使わず

周辺の部品類に丁重な遮熱処理を施工いたしました。

 

IMG_2172.JPG

  

IMG_2173.JPG

 

 

一回りさせていただきましたが

久々に聴く

ASMエキマニ + SACLAMサイレンサー

の組合せが奏でる音は

絶品でありました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年5月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

アーカイブ