昨日紹介したE36M3用のエアーボックスですが、
そんじょそこらに転がってるエアーボックスとはわけが違います!!
*自画自賛ですから・・・・笑い飛ばして・・読んでちょうだい!!
EOSの極悪DIY軍団の方だったら・・・・
どの位・・・私が・・「あ~でもないし・・・こ~でもない・・・。」・・・と悩んだか・・
少しは・・ご理解いただけると思いますけど・・・・・ね!(笑)
こちらが開発車両に装着されていた標準のエアーボックス。
DIYで穴なんか開けてありましたが・・・・・
これじゃあ…改悪・・・・熱気吸い込みしちゃいますよ!!ダメ!!!
上のエアーボックスの中には・・・・・こんなに立派なファンネルが入っとりました。
BMW・・・・・・流石です!!!
こりゃ・・・・半端なものでは勝負できないぞ!!・・・と言う事で・・・、
基本構成の模索に・・・・2ヶ月・・・・。
空き時間を見つけては・・・あ~でもない・・こ~でもない・・・。
ここを・こうすると・・・・そちらが・・成り立たず・・・・・。
じゃあ・・・・・下から入れちゃうかい???
ん~~~~・・・・ど~~しよう・・・。
などなど・・・・・ずいぶんと悩みましたし・・
中途半端なモックアップも何個か作りましたね。
悩みに悩んで・・・・・ボール紙を切り貼りして構成を考えてみたりして、
「うん!!これだ!!!!!」・・・・・
・・・・・と確信してから本格作業に取り掛かりました。
車体をマスキングして、
ワーカブルパテを盛り込み…、
硬化後・・取り外し…、
形状を整えて・・・サーフェーサーで表面処理。
後は型取りして・・・・・・カーボン素材で成型すればボックス本体は出来上がり!!
表の一層だけカーボンで・・・・・
裏側はグラスマット・・・・・・。
等と言うセコイ手は絶対に使いません!!!
3Kカーボンクロスを4~5層、
ポリエステル樹脂ではなく
ビニルエステル樹脂で積層してあります。
表と裏の両面を・・・・
分厚い耐熱型でプレスして、
オーブンで焼き固めてありますので、
プリプレグカーボンを
オートクレーブ成型した品に近い物性です!
最も悩んだのが・・・・この部分・・・・。
アルミ鋳物?????
カーボンコンポジット????
ステンレスファブリケーション??????
悩みに悩みましたよ!!!!
ヘラ絞りと凸凹プレス型で成型したパーツを・・・・
Tig溶接で組み立ててあります。
2重のファンネル・・・・・凝ってるでしょ!!
この曲がった部分・・・
わざわざ型を起こしちゃいましたからね!!!
右脇に突き出ているパイプは2次エアー用です。
この部分にもずいぶん(無い)頭を使いました。
ホットワイヤーボデイを装着したところ。
エアーフィルターも!!
で・・・・・車体に組み込んだところです。
ステーやBKT類の形状だって・・・・・手抜かりなし!!
ラジエター遮熱板用のステーだって・・、
きっちりしたものを作りました!!
・・・・・・・まだまだ自慢しちゃいたい部分はたくさんありますが・・・・、
「おまえ!!しつっこいぞ!!!」・・・・など、
おこられっちゃいそうですから・・・汗!
本日はこのくらいにしときます。
この部品を選択したあなた!!
なんでも鑑定団の先生方並の目利きですね~~~~!
高い!!
高いぞ~~~!!!
なんでこんなに高価なんだよ~~!!
・・・・・と、皆さんにおほめ??いただいている???
SACLAMエアーボックスキットですが・・・・・、
開発コストと・・・・・・・
一品当たりの製造原価も・・・・・ね!
お~~~もいっきり・・・・高価なんですよ!!!
えっ??そんなこと自慢にならんでしょって??
以上・・・
あと一キットで販売を終了する・・・・
E36M3エアーボックスキット開発担当者の・・・・
戯言・・・・・で・し・た。