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空力モデルのなかに入れるアルミフレーム作りのため、モデルの断面形状を測定し、図面化する。   2   必要な部分のセクションを測定する。  

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  フロント部の断面も測定する。  
     
4   細かく型取りしていき、それぞれボール紙に写したものを、モデルに合わせてホッチキスやテープでつなぎ合わせていく。   5   全周つなぎ合わせる。   6   それを型紙として方眼紙に写し取る。  
     
7   内部の構造や寸法も、実測できる範囲で書き加える。特に空気の流れに関係ありそうなところ。   8   その図を基にしてフレームをCAD設計する。モデル内に納まり、ラジエターやエンジン下部を設置できて、なをかつアンダーパネルが取り付けできるような形のはしご状フレームを作る。   9   CAD図をプロットアウト。  
     
10   いろいろなCAD図を出す。   11   図面を基にアルミフレームを製作した。これを定盤上で組み立てる。   12   フレーム形状はこんな具合になる。  
     
13   FRPボディをエアソーで加工する。不要部分をエアツールで切り取る。   14   写真はベルトサンダーを使っているところ。   15   細かい部分までベルトサンダーでザッと粗仕上げしていく。  
     
16   FRP型の開口部も同様に作業する。   17   バリや細かい凹凸を削り取る。   18   仕上げや細かいところは、木片等にサンドペーパーを貼り付けて手工具を作り、加工する。  
     
19   真っ直ぐなところは真っ直ぐに加工。   20   丸い穴は丸棒を使う。   21   裏側までシッカリと仕上げる。  
     
22   フロント部分はこのようになった。   23   リヤ部分はこのように。   24   FRPモデル自体の仕上げは完成!  
     
25   次に、定盤上にアルミ板を載せ、中心線をケガキ、フレームとボディの位置を決める。   26   フレームを被せてみる。   27   ボディをフレームに結合させるためのステーの型紙をボール紙で作る。写真はリヤ部分。  
     
28   こちら側は、フロント部。   29   センター部の型紙を作っているところ。   30   これで必要な型紙が出来上がった。  
     
31   型紙どおりにFRP板を加工し、フレームに仮り組みしたところ。   32   ここからフレームの加工に入る。   33   アルミ板にはフレームやボディ位置決め用のステーを両面テープで接着してある。正確なモデルを作るために必要な作業。  
     
34   アルミフレームにボディを被せ、定盤上の定位置に置く。   35   FRPステーを仮り組みする。こちらはフロント側。   36   こちらはリヤ側。  
     
37   運転席内部はこのような感じになる。   38   ステーとボディを接着する前に、余計なところを汚さないようにマスキングをしておくといいだろう。   39   裏側も同様にマスキングする。  
     
40   フレームのマスキングが終わったら、ボディを被せてさらにマスキング。   41   フェンダー部分もマスキングをする。   42   テープによるマスキングが終了したところ。  
     
43   新聞紙を使って、全体をマスキングする。   44   接着用のポリエステル樹脂を用意。   45   まずパテを調合。ポリエステル樹脂にアエロジールを混ぜ、紙糊ぐらいの硬さに調合。次にパーメリックF、またはパーメリックNを2〜3%調合。  
     
46   糊状の樹脂を接合面に刷毛で塗る。   47   そして、グラスマットを貼り付ける。   48   さらに糊と刷毛でグラスマットを積層していく。パテ盛りするのではなく、樹脂ではなく糊で積層するように! 天井部分は、液状の樹脂では上手く積層できないので、このようにする。  
     
49   積層中のF君。FRP作業、超初心者です。   50   運転席のフロア部分の接着作業。   51   糊(調合樹脂)を刷毛塗りし、グラスマットを置く。  
     
52   さらに刷毛で接着していく。   53   運転席部分も同じように作業する。   54   一日硬化させてからひっくり返し、手の入らなかったところを積層する。  
     
55   裏側も同様に、糊を刷毛塗りすることから始める。   56   そして、その上にグラスマットを置く。   57   さらに刷毛を使って接着していく。  
     
58   各部分を入念に接着していく。   59   一日おいて出来上がりとなる。   60   シッカリ固まったところで、いろいろなパーツを組み込む。  
     
61   次にアンダーパネルを仮り組みする。   62   アンダーパネルの状態はこのようになる。   63   真上から見たところ。フラットなことが分かっていただけるだろう。  
     
64   空力モデルは実験設備にワイヤーで吊り下げる。これはワイヤーのフックになる。SUS420J2板2o厚よりレーザーで切り出す。   65   切り出したフックをフレームに仮り組みしておく。   66   インナーフェンダーの形を現車の寸法を測って、近い形にボール紙で作り、テープでボディに固定していく。  
     
67   作業に使用している台所用のアルミ箔。ごく一般的なものを使っている。   68   空力特性に影響するので丁寧に作る。   69   こんな具合になる。  
     
70   角度を変えて見たところ。   71   リヤまわり組み立て中。   72   このようにリヤまわりができた。  
     
73   フロントまわりを作業中。   74   マスキングテープで固定していく。   75   様々な部分をマスキングテープを使って固定する。  
     
76   そろそろ出来上がり近くなってきた!   77   もう少しで固定作業が終了する。   78   形ができたらアルミ箔をスプレー糊で貼り付ける。アルミ箔は台所用でOK。  
     
79   いつも使っている事務用のスプレー糊。   80   スプレー糊をアルミ箔に吹き付ける。   81   ボール紙部分に貼り付けていく。  
     
82   これでインナーフェンダー部分が出来上がり。   83   アルミ箔を貼り付けた部分以外を新聞紙でマスキング。インナーフェンダーをFRPで作る作業に入る。   84   フロント部分の形状はこのように。  
     
85   リヤ部分はこのような形状になった。   86   まず、グラスマットをちぎる。   87   そして、ちぎったグラスマットをフェンダー内に置いていく。  
     
88   不要な所はちぎっておく。   89   こんな具合。   90   ポリエステル樹脂を積層し、ローラーで脱泡。  
     
91   角もキレイに出るように成型する。   92   別のホイルアーチ内を積層中。   93   同上  
     
94   出来上がり。   95   リヤ部のインナーはこのようになった。   96   フロント部分はこうなる。  
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