「理科実験」と一致するもの

理科実験


どっと飲むさん から 教えてもらった

YAMAHA社 の サイトに

「実験いろいろ♪」

 というページがありまして



この中の一つ

クラリネットに関する実験



少し疑問を感じ

https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/feature/experiments/

https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/clarinet/mechanism/mechanism007.html



リードの部分のみですが・・・購入してしまいました♪


DSC_8828qwer (1).JPG



マウスピース に クランプ で 竹べらを固定し

( 意外にも・・・アバウトな構造・・・でありました。)

ここに息を吹き込み

 「ぶ~ぶ~」 鳴らす訳ですけれど


DSC_8828qwert (4).JPG

簡単に・・・・鳴ってくれる訳じゃ・・・ありません。



DSC_8828qwert (3).JPG
何日かかけて

・・・

ようやく音を出すことが出来るようになりましたが







息の吹き方や・・・マウスピースの咥え方で・・・音色が異なるんですよ!


マウスピース部のみ A

マウスピースのみ C.png唇を挟んで振動版を抑える力や

唾で竹の振動板を濡らして・・・・振動部の質量を変えたり

はたまた舌先で振動部分先端を抑えてみたり



マウスピース部のみ B
マウスピースのみ B.png


さらには

振動板を・・・舌で減衰させながら・・・あれや・これやと・・・自己学習。


ようやく少しは・・・音が出せるようになりました♪



マウスピース部のみ C
マウスピースのみ A.png







と言う訳で・・・実験開始!



テーマは



リード(振動板)の振動数 と パイプ内定在波・周波数 との

関係。





一致しているのか・・・それとも一致していないのか?


という疑問に対する・・・答探しです。






振動版を持たない リコーダーについては 過去に以下のような実験を

行ってます。

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2019/12/post-2388.html

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2019/12/-2-6.html

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2020/01/-3-301.html



リコーダーのエアーリード部分で発生する

カルマン渦の周波数は

パイプ内部の期中振動数に支配されてしまうんじゃないかと

直観的に思いますが


・・・






はたして






パイプ内の気中振動が





板バネ状の・・・竹製リードの振動数に・・・影響するのか・・・しないのか?




即席で・・・こんな物を・・・作ってみました♪

DSC_9092asd (2).JPG

MOV_9090.mp4

DSC_9092asd (1).JPG







理科実験



こんな物を用意してみました。


DSC_8604tyui (12).JPG

PC用の小型スピーカーを

・・・・


DSC_8604tyui (5).JPG



ペットボトルの中に・・・・入れまして


DSC_8604tyui (6).JPG

PCにインストール済の信号発生ソフトで

このペットボトルに共鳴する周波数を入力いたします。


DSC_8962asdfj (2).JPG




何がしたいのか?・・・・と・・・言いますと・・・、



下記のような・・・動作確認です。

MOV_8937.mp4
MOV_8907.mp4

DSC_8915.JPG

つづく・・・・。






理科実験


昔の同級生だった どっと飲む氏と 彼のオンボロになってしまったNC号の幌について

電話で相談していたとき

何故だか楽器の話になってしまった。







チューニング雑誌のアルバイト記者などしていた彼だが

意外にも・・・楽器の事も・・・判るらしい。






チューニング・マニアの側面しか知らず

不思議に思っていたら

なんと

高校のブラスバンド部で・・・・リーダーだったんだそうだ!






知らなかった!!






その後・・・彼からE-MAILで・・・こんな写真が送られてきた・・・。

一瞬・・・7気筒・試作レーサーの・・・排気管・・・か・・?


と思ったが






昔のトランペットの・・・らしい・・。

( 昔のGPバイク用排気管みたいで・・・きれいだ♪)

asdewww.jpg



彼のE-MAILに


YAMAHAのサイトアドレスが貼ってあったのでの

覗いてみたところ

楽器解体新書というページに・・・・トランペットの解説が有った。

https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/trumpet/structure/structure003.html


トランペットにもいろんな種類が有るようで

それぞれの音色を比較できるよう・・・収録されていた。

(試聴したい人は・・・上記のアドレスをクリックしてください。)


これが普通のトランペット

トランペット.jpg


こちらが太めの フリューゲル・ホーン
フリューゲルホーン.jpg





耳で聴いても・・・私のような音痴で鈍感な人間には・・・あまり良く判らない。





そこで・・・音響解析ソフトを使い・・・声紋分析してみた。


トランペット

トランペット.png

フリューゲル・ホーン

フリューゲルホルン.png
高次の倍音が 5K hz 以上まで続く トランペットに対し

胴体太めのフリューゲル・ホーンは

5K hz 位までしか続かない。






DSC_8403dfghjuytr (7).JPG



さて・・・これは・・・・如何いう事・・・・なんだ???









ヒント
https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2016/12/post-1938.html















お暇でしたら・・・・

 

弊社は

12月30日より1月4日まで冬休みをいただきます

 

1月5日の始業日は例年通り大掃除を行いますため

営業開始は1月6日からと

させていただきます

 

*****************************************

 

 

退屈な冬休みとなりそうな皆様に・・・ご案内させていただきます。

 (退屈でない方は・・以下をパスして・・・くださいませ♪)

 

2006年より書き始めた TODAY's SACLAM ですが

早いもので

新春より13年目を迎えることになります

 

自分の写真日記として

書き溜めたページも膨大な量に及びまして

・・・

記述した本人でさえ

あれっ・・・こんな記事・・・・・書いたっけ

??

という事態に・・・しばしば遭遇・・・・いたします

 

また

昔書きこんだ内容が・・・結構面白かったり

(( 昔は・・・周りの方々に気を使う事無く書き込んで・・・・おりました ))

(((最近は・・・多少気を使って・・・・おります・・・・。)))

いたします

(( 自分で書いた記事を面白がってりゃ・・世話無いのよね・・・。)) 

 

 

 

最初のページから読み始めますと

4~5日かかってしまいますが

・・・

today's SACLAM

左上に有る・・・当BLOG内検索機能を・・・使いますと

お目当ての記事にたどり着くことも

難しくはありません

意外な情報に遭遇することもございます

ので

冬休みでお暇な方は一度お試しくださいませ♪

 

DSC_2432ff.JPG

 

アメリカ人

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理科室

理科実験

Z33

NSX

その他

キーワードを入れてみてくださいな♪ 

 

 

 

 

理科室

 

 

昨日は暑かったですね~・・・・・大汗!

 

今朝は一転して・・霧雨混じりで・・・・高原の爽やかさ♪

一日中続いてくれれば

良いのですがね。

 

uuttrr (3).JPG

 

 

 

周波数チューニング

 

排気管分断長による・・・周波数チューニングについて

・・・

ベーシックな部分を

説明

させていただきます

 

uuttrr (1).JPG

 

この

何時まで経っても未完成な・・・スピーカーテスト機材

なのですが

・・・

それでも・・・全く使えない訳では・・・・ありません

 

排気管の音響チューニング作業

教科書の練習問題を解く場合と異なり・・・・・正解集が用意されておりません

 

 

したがいまして

考えついた理論の検証などは自身で行わなくてはなりませんので

((一歩間違えているとその先はすべて間違えになる訳であります。))

・・・

これらの実験機材

無くてはならない物となるのです

 

uuttrr (8).JPG

 

 

今回はシンプルなパイプ内での共鳴と

そのパイプを分断した時の

特性について

確認作業してみました

 

小型の密閉式スピーカーボックスに200W級の非効率な小型スピーカーを入れ

(( 非効率なユニットの方がこの実験に向いてます。))

オシレーターで発生させたSIN波をパワーアンプで増幅させ

このスピーカーの限界近くで鳴らします

 

そして

スピーカーの発生した音を・・・リデューサーを使って

Φ50のステンレスパイプに導き

出口側後方斜め30㎝部分に・・・周波数特性に優れたスタジオピンマイクを置き

・・・

周波数分析いたします

 

 

uuttrr (4).JPG

 

 

 

パイプ長900㎜で

SIN波を20~2000hz間でスイープさせた時に収録したピークレベルが

下記のグラフです。

 

1次:200hz

2次:380hz

3次:570hz

4次:760hz

ピークが出ています。

 

1次の実測値200hzが・・・本来の190hzからずれて・・・・・いるのは

実験装置リヂューサー部分が悪さしているようです。

uuttrr (1).png

 

 

 

 

パイプ長を延長し1800㎜とした時

 

ピーク数が倍になり

・・・

1次周波数も低くなりました

 

uuttrr (5).png

 

 

さてさて

ここからが本題です!

 

 

上記の1800mm長さのストレートパイプですが

中間で分断して

下図のように

小型のサイレンサーを装備するとどうなるか

??

 

想像出来ますか??

 

rtyuiop.JPG

 

 

 上記の場合 L=900㎜で さらに2本連結させますので

(( 私が勝手にそう呼んでいるのですが ))

2L

構成の排気管と言えます

 

(( 3Lと言うのも・・・どんな構成だか・・・もう想像できますよね♪ )) 

 

 

こちらが答えです。

 

900㎜長さのパイプ単体と

ピークが一致します

 

200hz付近でのピークが崩れてしまっているのは

リィデューサーの悪癖が

邪魔しているから

おもいます。

 

 

uuttrr (3).png

 

  

 L長さは

エンジン特性や聴かせたいエンジン速度域

排気ガス温度

などで

変わってきますので

ご注意を

 

 

 

 

 

 

 

 

900mm + 900㎜ の組合せを

後側だけ

ほんの少し長くした時の特性がこちらです。

 

ピープが崩れ始めて来ましたね

。 

 

ほんの少しの長さ変更でも

排気管全体の周波数特性は大きく変化します。

(( 特に・・・パイプ共鳴長を積極活用した・・・鳴き系排気管の場合は・・・・・ね!))

 

uuttrr (4).png

 

先ず

排気管の分断長を欲しい周波数に合わせて設定し

・・・・

次に

前後の有効パイプ長さを・・・・・・少しずつオフセットさせ

・・・

鳴きと騒音値をバランスさせるのです。

 

 

騒音値がオーバーするからと言って安直にユニットの追加などしてしまいますと

・・・

良い音も消えてしまいまので

・・・

ご注意ください

 

理科実験好きで・・・お暇なOSSAN方は・・・・寄り道してってくださいね

https://www.saclam.com/cgi-bin/mt5/mt-search.cgi?search=%E7%90%86%E7%A7%91%E5%AE%A4&IncludeBlogs=6&limit=20 

 

 https://www.saclam.com/cgi-bin/mt5/mt-search.cgi?search=%E7%90%86%E7%A7%91%E5%AE%9F%E9%A8%93&IncludeBlogs=6&limit=20

 

 

 

ご報告

 

 

チタンテール

 

こんな風になりました。

 

DSC_0787uuu (4).JPG

 

私のへたっぴ写真では・・・実物の風合いをお伝えできません・・・・・。

残念ながら

・・・

DSC_0787uuu (5).JPG

 

 

 

圧力センサー

 

理科実験用に

 

センサー や アタッチメント類を

準備しています。

 

寄せ集めのネジやボス類を・・・・旋盤で加工し

・・・

DSC_0767nnn (3).JPG

 

Tig溶接

 

一つ目・・・完成!

 

DSC_0787uuu (1).JPG

 

DSC_0787uuu (2).JPG

 

 

センサーの電源用に

ヤフオクで落札入手したDC電源。

 

安かったよ♪

DSC_0787uuu (3).JPG

 

 

 

 

 

理科実験 #4

 

この記事

機械工学実験が苦手な方は・・真剣に読まないほう良いのじゃないかと・・・おもいます。

頭痛くなっちゃうから・・・・・・・ね♪

*********************************

 

 

プライマリーパイプを集合させない

シンプルな排気管を想定して考察してみました。

 

 

排気バルブの

開いているとき と  閉じているときで

 

排気管の音響構造は異なります。

 

DSC_0087kk (6).JPG

 

 

バルブが開いているときは

 

下図の様な形状で

 DSC_0087kk (1).JPG

 

 

この様な特性になると

思います。

 

 DSC_0087kk (4).JPG

 

 

一方

排気バルブが閉じているとき

片側閉塞 片側開放

シンプルなパイプ構造になりまして

 

この時の共鳴波長は 両開放端パイプの場合の 2倍となります。

(( 波長が長いのね・・。 ))

 

 DSC_0063ggg.JPG

 

 

 

 DSC_0087kk (10).JPG

 

 

排気バルブが

開いているとき と 閉じているとき

波形を想像して・・・つなげると・・・・下図のようになります。

 

 

DSC_0087kk (11).JPG

 

 

 

 

まとめたのが

この図です。

 

 

DSC_0087kk (12).JPG

 

 

 

実際に下記の条件で計算してみたところ

 

1シリンダーの容積が450㏄

プライマリーパイプ内径 3.97㎝ (断面積12.38㎝²)

排気バルブ傘部からプライマリーパイプ大気開放部までの長さ 約90cm

エンジン回転速度 2000rpm  負荷状態 全負荷

 

 

排気バルブが開いているときの全体の共鳴周波数

排気バルブが閉じているときの排気管内の周波数

・・・

おおよそ一致・・・してしまいました。

 

 

  

((興味有の皆さんは・・・・自身で計算してみては如何??)) 

 https://www.saclam.com/short_topics/ex_mani_tuning/ex_mani_tuning.html

ex_mani_tuning13ooo.jpg

 

 

 考え方を・・・間違っちゃったのは・・・これが原因じゃ・・・・ないかな? 

 

(( 多くのエンジニアさん達が・・・排気バルブが開いているのに・・・・片側閉塞端として解説計算されてますね。 ))

 

チャンスが有ったら

実機で実証実験してみようと思います。

 

TUさん・・・・・・圧力ピックアップ用のインターフェイス・・・・作ってくれない??

 

 

 

 

 

理科実験 #3

 

 

 

茶筒の様なレゾネーターの底穴を手の平で

ポンとたたいた時に

発生する音の解析

してみました。

 

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2015/10/post-1784.html

DSC_1146.JPG

 

 

ポンと叩いた直後の音響構造は

下図の通りです。

 

茶筒の底は手で蓋をしたままだから 

 単純なホルツヘルムレゾネーターの形になります。

DSC_0087kk (1).JPG

 

実際

茶筒にΦ42.8 L1200㎜のパイプを装着し

一発叩いてみると 

 

 

DSC_1130.JPG

 

 

シンプルなSIN波にはなりませんで 

こんな風になります。

 

 

L120.jpg

 

 

周波数解析してみると

ホルツヘルム・レゾネーター全体としての特性と

両開放端パイプとしての部分的な特性が

合成された波形になっていました。

 

この時も・・・同じ・・・・でしたね 

 https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2014/11/post-1673.html

 DSC_0087kk (3).JPG

 

 

 

 

 DSC_0087kk (4).JPG

 

現実は

シンプルな教科書通りには行きませんね!

 

 

まだまだ・・・先は長いぞ!

 

DSC_1017yyy (4).JPG

 

 

 

 

 

 

理科実験 #2

 

理科実験の記事ですが

工学実験や・・・・物理実験に

興味のない人は

頭が痛くなるだけですから・・・・・・無理してお読みにならないほうが・・・・・良いと思います。

 

プロフェッショナルさん達への・・・・問題提起として・・・・・書いてますので

 

あえて細かい事を解説せずに

飛ばし飛ばしで・・・・・・はしょって書いてます

。。。

 (( ごめんなさい! ))

 

 

 

 

理科実験 #1 で

ほんのチョッピリ隙間があれば

開放端

としの特性が現れることを確認できましたよね。

 

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2015/12/post-1805.html

#3写真.JPG

 

 

 

 

上記の実験結果をもとに

シンプルな排気パイプの両端が・・・・どの様な状態になっているのか考えてみました。

 

 

排気バルブがリフトしているときは両端が開放端となり 

排気バルブが閉じている場合は・・・・片方が閉塞し・・・反対側が開放端となりますね。

 

DSC_0024.JPG

 

 

と・・・なると・・・・・・・

・・・

バルブが閉じているときの波長は・・・・・・・開いているときの倍になる筈・・・・・なのですが

 ??

DSC_0027.JPG

 

 

ご参考

 

パイプの片端をポンと一発叩いた時の波形です。

叩いた直後は片開放端としての共鳴波長ですが

直ぐに手を放しているので・・・・両開放端の共鳴波長に代わり・・・・・後半の波長は半減しています。

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2015/10/post-1784.html 

パイプ手叩き.png

 

 

 

 

じゃあ

 

 

実際は・・・どうなってるのかと・・・思いまして

 

 

昔実験した時の波形を探してみました

 

 

 有った・・・あった♪

 

https://www.saclam.com/short_topics/ex_mani_tuning/ex_mani_tuning.html 

 

ex_mani_tuning13ooo.jpg

 

 

うむ~~~~~~。

予想と違って・・・・・・・・波長は・・・・・変わってない・・・・・。

 

いう事で

 

理科実験 #3 へ 続きます。

 

 

 

 

 

 

理科実験 #1

 

パイプの端面を手のひらで叩くと・・・・「ポン!」と言う音を発します。

 

こりゃ・・・簡単で・・・・良いね♪

考え

 ・・・・

日曜日など空いた日に・・・・・理科実験を続行しています。

DSC_0006.JPG

 

 

こんなパーツも作ってみました。

 

唯のパイプですが

右端に・・・ちょいとばかり工夫を・・・入れてあります。

#10写真.JPG

 

 

パイプの端面を手のひらで一発叩き

・・・

この時発する音をマイクで拾い

・・・

パソコンに仕込んである解析ソフトで

周波数解析するのです。

 

 

単発入力なので・・・オシロとスペクトラムアナライザーを使って・・・・・分析すると

びっくりするほどシンプルに・・・解答が見つかることが有ります。

 

「ここの反射条件は・・・どうなってるのかな~?」

等と迷っているときには

有効です。

 

排気系の実験は

解答集の無い問題を解いてるようなものでありまして

途中で間違った答えを選択してしまいますと

迷路から脱出出来ないのです。

 

 

 

しかし

チョイと困ったことに

・・・・

単発手のひら入力の場合

入力する方のパイプ端が・・・・・・・・閉塞端になってしまいますため

・・・・・

(( 片開放端  片閉塞端 と言う変則的な構成になってしまうので ))

音響系を解析する際に少々厄介になるのです。

  

DSC_0007.JPG

 

 

そんな訳で

今回用意してみたのが

下図の様な・・・・・・・・・・・・・パイプです。

 

これだったら

手のひらで入力した時でも

パイプの両端は・・・・解放されていますから

・・・・

両側開放端のシンプルで判り安い共鳴となります。

DSC_0009.JPG

 

 

これが・・・現物!

 

黄色い紙テープは

音漏れさせないための・・・シールの変わりです。 

 (( 何種類ものパイプを繋ぐので・・・脱着式の開放端口金を作りました。))

#1写真.JPG

 

 

 

 

この状態で一発入力した時のパワースペクトルです。

 しっかりと両端開放の時の周波数で共鳴しています。

#1.png

 

 

この口金部分に・・・開放面積調整用の・・・スライダーを組込み

開放穴を閉じてみました。

 

#5写真.JPG

 

 

下図は

その時のパワースペクトル

だるい形のF1ピークですが・・・上記の場合のおおよそ半分。

この辺も教科書通りです。

#5.png

 

 

さて

ここからが

解答集の無い領域です。

 

問題#1

 

手叩き側の開放穴をどのくらい開けた時に

閉塞端 から 開放端

変わるんでしょうか

?????

(( 調べたかった事  その1 です。))

 

 

この位開いてみましたが

・・・

#3写真.JPG

 

 

結果は・・・・両開放端の・・・パワースペクトルに・・・・近いものでした。

#3.png

 

 さらに閉じると・・・両開放端としての・・・特性は弱くなってゆきますが

その時の開口面積はホントに隙間程度です。

 

あんまり細かいことまで書き込むと・・・・やんなっちゃうんで・・・・はしょって書いてます。

真剣に知りたい場合は

・・・

・・・・・・・・

自分で実験してください。

 

 理科実験 #2 へ続く・・・予定・・・。

 

補足です。

 

 

数週間前に・・・Motor Fan illustrated 誌の取材を・・・お受けしたのですが、

 

数日前に記事となって出版されました

 

((中身を見たい人は・・・本屋さんで買ってね♪))

 

IMG_8381bbb (1).JPG

 

 で

本日は

・・・・

取材当日上手く伝えられなかったことなど

・・・・

この本読んだ人向けの

補足であります。

 

 

 

 

 

排気音の起点とは?

 

膨張行程途中の排気バルブが開いた瞬間が

起点です。

 

シリンダー内の残圧により

排気バルブが開いた時から・・・シリンダー内の排気ガスが・・・・・「バシュ!」っと・・・・排気管に流れ込みます。

 

IMG_8381bbb (6).JPG

 

生ぬるい缶ビールをシャカシャカ振った後

線を開けば

勢いよく「バシュ!」っと中身のビールが

吹き出てきますね♪

 

そんな音が・・・・一秒間に100回とか・・・200回・・・繰り返されるのです。

 

IMG_8381bbb (2).JPG

 

 

実際に単気筒バイクエンジンのマフラーを外して

収録した音がこちらです。

(缶ビールの開封音とは・・・・だいぶ違うけど・・・何故でしょうね?)

 

 ************** 過去のBLOG記事より抜粋 ****************

 

 先ずは・・・・エキゾーストパイプを・・・・・撤去!

 

こちらが・・・・排気ポートから大気解放した時の排気音です♪

(20秒後あたりからエンジンの生音が聴けます。)

ゴリラ エキパイ撤去.wav

 

パイプ無しなのに

1.3ms周期の共鳴波!

 

IMG_6438.JPGエキパイ無し#1.png 

 

 次に

内径20mm長さ380mmのエキゾーストパイプを組込みエンジンを始動

時々

1050mmのパイプを付けたしたり・・・・外したりした時の

排気音がこちら!

 

ゴリラ エキパイ 380mm & 1050mm.wav 

 

 

IMG_6440.JPG380mmの時 

エキパイSHORT #2.png 

 

 

 

IMG_6441.JPG

 380mm+1050mm

エキパイLONG #3.png

 

ラフな測定でありましたが

・・・・

特徴的な波形が記録されまして

 その後

あ~~でもない・・・・こ~~でもない・・・と

少ない脳味噌に負荷をかけ

考えてみました所

・・・・

 

この方程式に当てはまる事を

発見してしまいました♪

 

 

IMG_6481.JPG

 

**************** 以上過去記事より抜粋 ******************

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2013/07/-a-wav-a.html

 

 

音色の決定 

 

上記の様に

排気バルブが開いて排気ガスが吐出されるときの排気音は

シリンダー容積とプライマリーパイプで構成される

変形ホルツヘルム・レゾネーター

によって

一番最初に

性格付けされる様なのであります。

 

だから・・エキマニの太さと長さが・・・変わると

音色も変わるのでありますね。

IMG_8381bbb (4).JPG

 

 

①部分の共鳴周波数が100Hzだとすると

・・・・

1気筒エンジンであれば・・・・12000pmの時・・・・・排気バルブの開く周波数と・・・・・共鳴周波数が

一致しますため

100Hz音が大きく強調されるようになります。

 

 

同様に

2気筒なら・・・・6000rpm

4気筒であれば・・・・3000rpm

100hz成分が強調れるようになるのです。

 

そして

②と③部分

音質に大きく影響していまして

(両端開放パイプ内の共鳴を調べてみてください。)

・・・・

① ② ③ それぞれの共鳴周波数を・・・・どのように設定するかで

音質や音量が

大きく変わってくるのです。

 

((内緒だけど・・・・・・・サイレンサーの構造より・・・こちらの方が重要なんだよね。))

 

IMG_8381bbb (5).JPG 

 

 

 

太鼓の叩き方を変えても・・・あんまり音色がは変わらないのは

太鼓の固有振動数が決まってるからなんでありますが

 

この固有振動数で(思いっきり素早く)叩けば

面白い現象がみられるかもしれませんね。

IMG_8403bbb.JPG

 

 

ライターの一平さん  編集のMさん  S先生

 

どうもありがとうございました♪

 

理科実験に興味しんしんのお馬鹿さんたちは・・・・こちらをクリックして味噌♪

https://www.saclam.com/cgi-bin/mt5/mt-search.cgi?search=%E7%90%86%E7%A7%91%E5%AE%A4&IncludeBlogs=6&limit=20 

 

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2012/08/post-1397.html

 

https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2012/08/post-1394.html

 

 https://www.saclam.com/todays/todays_saclam/2012/08/a-why-tig-1970.html

 

 

ここ1週間

軽く体調を崩してしまったり・・・・ポツポツとご来客があったりで

 

準備作業中の・・・・・・・理科実験が・・・・・・出来ません。

・・・・・・

実験装置は・・・・用意済なんですけど・・・・・ね。

 

IMG_2103.JPG

 

 

 

 

 

在庫情報を更新しました。

https://www.saclam.com/todays/zaiko/

 

 

予定より・・・・1週間程・・・・・遅れてしまった

5キット分のNC2サイレンサー

 

明日中には完成いたします!

 

 

(すいません・・・・昨晩中に現在生産中の全数が・・・・売約済となりました。)

(次回の製産は10月下旬の予定です。購入ご希望の方はお早めにご予約くださいませ。)

IMG_2286.JPG

 

 

 

9月下旬・・・・・組立予定分のユニットを・・・・組立作業中です。

前月の売れ行きをフィードバックしながら

2ヶ月先の材料手配をしていますが

・・・・・・

予想が外れてしまう事が多いのです

!!

 

 

IMG_2284.JPG

 

2分岐部分のパイプを

切り出し中。

 

 

IMG_2285.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

在庫情報を更新しました。

https://www.saclam.com/todays/zaiko/

 

M5用サイレンサーキット製作中です!

IMG_1828.JPG 

 

 

一月ほど前から

排気管に関する・・・基本的な物理現象に・・・自信が持てなくなり

・・・・・・・・・

困惑気味

汗・汗・汗。

 

そんな訳で

いろんな教科書や

ネット上の参考文献を探ってみたのだけれど

・・・・・・・・・・

欲しい解答が・・・・見つからない

!!!

 

 

 

*************

ある日の会話

インターンのY君 vs しゃっちょ~さん

 

Y君 「しゃっちょ~・・・・エキマニ長さの計算結果・・・変なんですけど・・・汗。」

しゃっちょ~さん 「ん~だよ・・・・聞く前に・・・自分で良く考えろよ・・・・・!」

 

その後・・・・しばらくして

Y君 「やぱり・・・・ぼくの計算だと・・・すごく長く・・・・なっちゃうんですよ。」

しゃっちょ~さん 「算数・・・苦手なの????・・・どれどれ・・。」

 

しゃっちょ~さん 「ありゃ・・・・ほんとだ・・・・・・・・・・大汗!!!」

 

****************

 

 

 そんな・・・・やり取り・・・・が

有ったかのか・・・無かったのか

別として

 

いまさらではありますが

排気管の中の・・・・・・・(実)音速を・・・・・・・・知りたいのです。

・・・・

ネット上や教科書を漁ってみたのですが

欲しい数字が

出てこない

 

教科書や解説サイトに紹介されている計算式を使うと

伝播速度が上がりすぎて

経験値に・・・・合わなくなるのだ!

(大事件だ!!)

 

 

 そこで

手軽にできる・・・理科実験♪

 

Z34のエンジンを始動し・・・・排気ガスを採取して

 

IMG_1733.JPG

 

 

 

パイプの中に・・・導き

 

IMG_1734.JPG

 いつもの遊び道具を使って

(あたしにとっては・・・・聴診器みたいなもんで・・・・あります。)

・・・

共鳴周波数を調べてみた。 

 

IMG_1735.JPG

 

結果

空気中の・・・・・・・・・共鳴周波数と・・・・変わらなかった。

 (温度下がっちゃってるからかね~?)

 

空気中.png

 

排気温度を上げて簡単に計測する方法を

考案中なのだが

・・・

・・

 

50ccのバイクでも探してきて

基礎実験した方が

早道かもしれない!

 

 

 

 

 

 

あっ・・・・そうだっ!

 

 

あの・・・・酔っ払いおじさん・・・・が

ゴリラ

持ってた

!!

 

 

 熱中症

 

昨日、COPEN用サイレンサーの装着作業を行いました。

1時間ほどで終わらせる予定でしたため

35℃越えでしたが

普通に作業しておりました。

 

組付け作業が終わる頃・・・ハプニングがありまして

結局・・・・・ランチを挟んで・・・・10時半より3時まで

作業に集中!

ハプニングのほうは・・・・無事解決・・・・・・したのですが

・・・・・・・・・

その後の・・・尋常ではない・・・・脱力感

・・・・

熱中症寸前だったかも

しれません。

(あぶない・・・危ない!!)

 

 

ご遠方よりのご来社・・・ありがとうございました!

 

IMG_1808.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

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